Contents(目次)
子供との会話
今まで、子供が話すときは、2・3語の単語を組み合わせて話していました。
先日、保育園から帰ってきた子供と遊んでいると、
急に、子供の知っている単語を駆使して、文章で私に話してくれたのです。
内容は、今日の保育園であったことを話してくれました。
「今日は保育園、楽しかった?」と聞くと
「うん」とか「楽しかった」とは話していたので、
急な変化にビックリしました。
子供が、保育園であった体験を一生懸命に子供の知っている単語を使って
文章として話している姿は、とても真剣でした。
途中、私も分からない単語が出てきましたが、
それすら聞き入ってしまうほどでした。
子供は話を終えると、とても満足した顔をしていました。
それに対して、私も子供の気持ちに共感できるような返答をしています。
その日を境に、子供が保育園から帰ってきたり、
私が仕事から終わって自宅に戻ってきたりしたら、
子供は、私に近寄ってきて、
文章で今日の保育園であったことを話してくれる機会が増えてきました。
仕事終わりの私には、その子供との会話が、
仕事の疲れを全て忘れさせてくれて、私の心を温めてくれます。
子供の発語の段階について
子供が単語や文章を話すようになるには、個人差があり、一般的には次のような発達段階があります。
- 生後2か月ごろから、母音を発するようになります。
- 生後6か月ごろから、喃語(なんご)と呼ばれる意味のない言葉を発するようになります。
- 1歳前後から、初語と呼ばれる意味のある単語を話すようになります。
- 2歳ごろから、二語文や三語分を話すようになります。
- 3歳ごろから、多語文や文章を話すようになります。
子供の言葉の発達を促すためには、親や周りの人が積極的に話しかけたり、反応したりすることが大切になってきます。
子供の言葉を真似したり、効果音を教えたり、選択肢を出したり、プラスワンで新しい単語を意識して話しかけたりすることも効果的です。
子供が言葉を話すことは、表現力や思考力を高めるだけでなく、感情のコントロールやコミュニケーションスキルにも影響を与えます。
発語と一緒に大事にする必要のある子供の感情
子供の発語スキルだけを求めるのではなく、子供の感情に寄り添うことも重要です。
子供の年齢や性格、感情の種類や強さによっても異なります。
- 子供の感情を否定したり、無視したり、軽くあしらったりしないで、子供の感情は本物であり、尊重して大切に扱う必要があります。
- 子供の感情を受け止めて、共感してする。子供が怒ったり、悲しんだり、恐怖を感じた時は、「怒っているね」「悲しいね」「怖かったね」と言葉で伝えたり、抱きしめたり、手を握ったりすることで、子供は安心感や信頼を得られることができます。
- 子供の感情を理解しようとする。子供がどうして、そのような感情になったのか、どんなことを考えているのか、どんなことを望んでいるのかを聞いてみたり、推測してみたりすることで、子供は自分の気持ちを整理することができます。
- 子供に感情を表現する方法を教えること。子供は感情を上手に表現できないことが多く、イライラや不満が爆発してしまうことがあります。そのときは、子供に「どうして怒っているのか」「どうしたり気持ちが楽になるのか」を言葉で伝えるように促したり、感情を落ち着かせる方法を教えたりすることが重要です。
- 子供の感情を肯定すること。子供が感情を表現したときは、その感情が正しいかどうかではなく、その感情があることを認めることが重要です。子供に「そう思うのは当然だよ」「そう感じるのはわかるよ」と言ってあげることで、子供は、自分の感情を受け入れることができるようになっていきます
子供の感情を尊重し、共感、理解、教え、肯定するという5つのステップを親が心掛けると子供が感情豊かで、表現力を持って育つ可能性を高めると思います。
最後に
子供の発語にだけ注目するだけでなく、
子供の感情にも十分注意することが大事なことと考えられます。
私は、今日の夜も子供の会話と感情を、思いっきり楽しみたいと思います。
当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
下記をクリックして頂けると、励みになります。
☆スポンサーサイト様☆