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抜いていない親知らずが痛みだした
今回の右下親知らず抜歯は、左下親知らずの抜歯の約2年後のお話です。
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私は左下親知らずを抜歯してから、歯の痛みがなかったため、定期的な歯科検診を疎かにしていました。
そして、急に右下親知らずの痛みが出始めてきました。
私は、すでに右下親知らずも横に生えていたことを知っていたため、早急に以前に親知らずを抜歯してくれた歯科へ行きました。
その歯科で全てが完結すると、その時は思っていました。
歯科を受診すると、レントゲン撮影をしてもらい、歯科医の診断となりました。
歯科医は、レントゲン写真を観ながら、当院での抜歯は不可能であることを説明してくれました。
その内容としては、
- 右下親知らずは下顎の骨の近いところに生えている。
- 親知らずに覆いかぶさっている歯肉が厚い。
- 出血が多くなる可能性があり、万が一に備えて、輸血ができる総合病院内の歯科が望ましい。
とのことでした。
通院中の歯科での抜歯を諦めました。
近所の総合病院の歯科を通院中の歯科医から紹介してもらい、紹介状を書いてもらいました。
総合病院内の歯科の受診と抜歯手術について
数日後、総合病院内の歯科を受診しました。
再度、レントゲン撮影をしてもらい、総合病院の歯科医と相談して、予定日を決めて抜歯する運びとなりました。その日は、親知らず周辺の炎症を防ぐために、抗生剤を処方してもらいました。
予定日までは、抗生剤を服薬して、抜歯の当日を迎えました。
手術自体は前回の左下親知らずと一緒でした。
しかし、違う点は、やはり、親知らずの多くの部分が下顎の骨の中に埋もれていることでした。
歯肉を切開して見えている部分の親知らずを削り、破砕して少しずつ取り除いていきましたが、骨の中に埋もれている部分をどうしても抜くことができませんでした。
歯科医は頑張ってくれていましたが、予想以上に時間がかかりすぎていることと、私の緊張と疲労がみられたために、歯科医から「今回は中止して、もっと大きな総合病院で治療しようか」と言って切開部分を一旦縫合する案を話してくれました。
私は、愕然としてしまいました。
そして、諦めの気持ちと、もうダメだという脱力感に見舞われました。
私はもう一度だけチャレンジしてもらい、それで抜けないようなら今回は中止することにしました。
私が諦めの気持ちで脱力したのが良かったのか、なんとか歯科医が親知らずを抜いてくれました。
歯科医も抜けたことにビックリしていましたが、それ以上は私は安堵した気持ちでいっぱいでした。
歯科医は、ようやく抜けた親知らずを私に見せたかったようで、私に見るかどうかを尋ねてきましたが、私は疲労により、それどころではなかったために拒否しました。
さらに、私は抜けた歯を見たくはなかったので、ちょうど良かったです。
歯科医は少し残念そうな顔をしていたのが、私の記憶に残っています。
今回は、幸いにして、右下の親知らずの隣の奥歯は無事でした。
しかし、現在、親知らずを抜いた影響で、奥歯はややグラつきが出てきています。
いずれは、奥歯を抜かなくてはいけない可能性が高いですが、それまでは、定期的に歯科検診をして、適切な対応をしてもらえるようにします。
虫歯や歯周病による病気の可能性について
「虫歯は万病のもと」
虫歯は万病のもとと言われることがありますが、これは虫歯が原因で歯周病になり、歯周病菌が血管や気管を通って全身に感染することで、動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病などの慢性疾患のリスクを高めるからです。
「アルツハイマーと虫歯の関係」
アルツハイマーには歯周病という共通の要因があります。歯周病は、歯や歯肉に細菌が繁殖して炎症を起こす病気で、虫歯の原因にもなります。歯周病は、アルツハイマーの原因物質であるアミロイドβの生成を促進したり、脳の血流を悪化させたりすることで、アルツハイマーのリスクを高めると考えられています。
上記のように虫歯や歯周病による病気の発症の可能性があります。虫歯や歯周病は歯磨きの不十分さだったり、加齢や喫煙などの影響で起こりやすくなります。歯周病の症状としては、歯茎の腫れや出血、歯のぐらつきや抜け落ちなどがあります。歯周病の予防のためには、毎日の歯磨きと定期的な歯科検診を心掛けていく必要があります。
皆様も歯を大事にしていきましょう。
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