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私の歯科受診歴と親知らずについて
私は口腔内には虫歯があったため、成人してから何度か歯医者への通院をしました。
虫歯を年齢が30代になるまでに全て治しました。
しかし、それから30代中盤になると今度は、下顎に残っていた2本の親知らずが痛み出したのです。
上顎の親知らず2本は学生のうちに抜いたようですが、私の記憶からはすっぽり抜けていていて、成人してから親から抜いたことを聞いて、ビックリした記憶があります。
嫌な記憶は、抹消されていたんだなと感じました。
今回は、下顎の親知らずですが、最初は左の親知らずが痛み出しました。
あまりの痛さにさっそく歯医者へ行くと、まずはレントゲンを撮りました。
撮影後に歯科医からの診断で、親知らずが横に生えており、隣の奥歯の側面にぶつかっているとの衝撃な発言を聞きました。
横向きの親知らずが生える原因として
- 顎の空間不足: 通常、親知らずは他の歯に比べて大きく、顎の奥や骨に位置しています。しかし成長する際、十分なスペースがないと、他の歯や骨に圧迫され、横向きに成長することがあります。
- 人間進化: 人間の進化の過程で、顎の大きさが小さくなったことも、親知らずが横向きに生えやすくなった要因と考えられています。これにより、現代の人々にとっては親知らずが問題を引き起こしやすい傾向があります。
- 遺伝: 親知らずは遺伝的な要素も大きく関係しています。親知らずを持つ家族や近所人から受け継いだ場合は、自分も同じような状況である可能性が高くなります。
このように、顎の形や遺伝によって影響を受けて横向きに生える可能性があるようです。
手術前に動画の確認
抜くことになりましたが、まずは炎症を抑えるために、抗生剤を1週間ほど服薬してから、再受診して手術するという運びになりました。
炎症していたら、痛くて当然ですよね。
手術当日までに、私は「YouTube」で何度も歯医者の動画を観てしまいました。
特に親知らずの抜歯については繰り返し観て、私の脳内で手術の様子をイメージできるほどでした。
その分、痛みに対してのイメージも持ちやすかったので、気分は最悪ですが、、、、
やっぱりYouTubeはすごいなと改めて感じたました。
手術の開始
いざ、手術が始まるとまずは、麻酔を段階的におこない、歯科医から痛みの有無を何度も確認されました。
痛みを感じなくなったら、次に親知らずの上に被さっている皮膚の切開をしました。
こうして、私の左下の親知らずと初めて面会することができました。
私には見えませんでしたが、、、、
親知らずが横に生えているため、簡単には抜くことはできません。
横に生えている上部分を削り取り、部分的に壊しながら取り除き、最後に下部分を抜き取るといった形で手術は進んだと思います。
ちなみに、この情報は、私は実際に観ることはできないため、歯科医の手術をしている音と、YouTubeの映像を元に私の脳内で作り上げたものです。
この時の音が、私の脳内では、「ゴキっ」とか「バキっ」とか、本当に自分の口の中から聞こえてくる音なのか信じられないくらいでした。
なんとか、親知らずを抜くというより外してもらったような感じでした。
無事に手術は終了しました。
一安心してる私に対して、歯科医から、その場でどうするかといった決断を迫る質問が飛んできました。
それは、横向きに生えていた親知らずの影響で隣の表面的には健康な奥歯の側面に穴を開けて虫歯になっているから、その奥歯を抜くかどうかを聞いてきたのです。
奥歯の側面で、虫歯も深くなっている状況から歯科医からは抜いたほうが良いとの提案でした。
しかし、私は悩みました。
私は親知らず1本を抜くために来たはずなのに、まさか奥歯まで抜くことになるとは夢にも思わなかったからです。
歯科医からは、いくらか時間をもらい、悩みましたが最終的には抜くことを決断しました。
奥歯を抜くのは、横に生えている親知らずを抜くより簡単でしたが、それでも、また、あの「ゴキっ」という音が聞こえてきたときは、私の心も折れそうでした。
1日で2本の歯がなくなるのは、やはり悲しい気持ちになりました。
術後は良好で、大きな腫れなどもありませんでした。
ただ、左下奥歯がない違和感というのは、なかなか取れるものではないです。
左上奥歯がまだ残っている状況なので、何かを噛んだり口を閉じたときに、左下奥歯の空間がやけに開いていることに慣れることができません。
いずれは、部分義歯も検討しなくてはならないかもしれません。
最後に
皆さん、歯磨きの大事さは分かっていると思いますが、それと同様に歯科への定期的な診断も必要です。
私の場合は、20代に虫歯を全て治したことで安心しきって、30代に入ってから定期的な歯科検診をおろそかにしていました。
その結果、私の親知らずが横に成長していることに気付けずに、左下親知らずと左奥歯を抜歯することになってしまいました。
左下親知らずだけで長くなってしまったので、次回のブログで右下親知らずについて書きたいと思います。
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