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白鳥たちは飛んで、どこ行くの
冬になると白鳥が飛んできます。
自宅の近所には、白鳥の里ともいうべき、毎年、飛来してくる場所があります。
子供と自宅の外に出たり、自動車に一緒に乗っている時など、白鳥が空を飛んでいたり、近所の田んぼで餌を食べている姿を見かけます。
白鳥の集団が飛んでいる姿を子供がみた際に「とりさんみんなで、おうちに帰るね」とキラキラした目で見ていました。
子供のあまりに的を得た発言に、私は思わず、「そうだね、おうちに帰ってるね」としか言うことができませんでした。
子供は、「おうち帰る」と言って、すぐに別のほうを見ていました。
もっと気の利いた言葉を返してあげたら良かったのに、好奇心を持ってもらえたかもしれないのにと思って、後悔して、ブログを書いています。
白鳥の特徴や生態や伝説や童話を子供と一緒に共有しよう
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白鳥の種類を話してみよう。
白鳥はカモ科に属する7種の水鳥の総称ですが、その中には白くないコクチョウやカモハクチョウも含まれます。また、日本で見られる白鳥は、オオハクチョウやコハクチョウのほかに、飼育されたコブハクチョウやハクチョウ属ではないコスコロバガンなどもいます。 -
白鳥の生態や行動を観察してみよう。
白鳥は水辺で餌を探したり、羽繕いをしたり、仲間とコミュニケーションをとったりします。白鳥の生態や行動を子供と一緒に観察することで、白鳥の魅力や個性を感じることができます。白鳥の観察や撮影をするときは、白鳥に近づきすぎないように注意しましょう。白鳥は警戒心が強く、特に子育て中は攻撃的になることがあります。 -
白鳥の文化や伝説を話してみよう。
白鳥は古くから日本の文化や伝説に登場します。ヤマトタケルは死後に白鳥になったという伝承があります。また、白鳥は恋愛や結婚の象徴としても用いられます。白鳥の湖は恋に悩む白鳥の姫と王子の物語です。白鳥に関する文化や伝説を話すことで、白鳥の歴史や魅力を伝えることができます。
ヤマトタケルの白鳥伝説
日本神話で最も武力にたけた英雄神であるヤマトタケルは、東国征討の帰りに尾張で出会ったミヤズヒメと結婚します。しかし、伊吹山の神を退治しようとしたときに、草薙剣を妻に預けて出かけたため、不遇な死を迎えてしまいます。そのとき、彼の魂は白鳥になって飛び去ったと言われています。彼の子孫である仲哀天皇は、父の鎮魂のために白鳥を飼ったり、白鳥神社を創建したりしました。
白鳥の湖
ロシアの作曲家チャイコフスキーによるバレエ音楽です。白鳥に姿を変えられたオデット姫と、彼女に恋したジークフリート王子の悲恋の物語です。白鳥の群れとともに美しく舞うオデット姫の姿は、世界中の人々に感動を与えています。
みにくいアヒルの子
デンマークの作家アンデルセンによる童話です。アヒルの雛として生まれた白鳥の子は、みんなにいじめられて苦しい思いをします。しかし、成長して美しい白鳥になったときに、自分の本当の姿を知ります。この物語は、自分の価値を見出すことの大切さを教えてくれます。
羽衣伝説
水源地(海岸・湖水)に白鳥が降りて水浴びし、人間の女性(天女)の姿を現すという伝説です。天女が水浴びをしている間に、天女の美しさに心を奪われたその様子を覗き見る存在(男、老人)が、天女を天に帰すまいとして、その衣服(羽衣)を隠してしまいます。この伝説は日本各地に伝わっており、天女の恋人や子孫となった人物の系譜が残されている場合もあります。
次こそは
今度、子供と、白鳥の話題になったり、一緒に白鳥の里に見に行った際には、これらの白鳥に関する話をして、子供の好奇心をもっと揺さぶることができるように頑張ります。
あまり詳しく話しすぎると、子供にドン引きされる可能性があるため、最初はある程度抑えて話してみます(笑)みにくいアヒルの子とかいいかな。
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